西湖コウモリ穴
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『西湖コウモリ穴』と言う名前を見て、『あれっ?』って感じる方もいるかと思いますが、
以前は『西湖蝙蝠穴』と漢字名で表示していました。現在は親しみを込めて!?『西湖コウモリ穴』と表示を替え、富士河口湖町の観光名所として頑張っています。
レトロバス新路線(西湖・青木ヶ原方面)も運行を開始し(西湖コウモリ穴にも止まります。)アクセスも便利になりました。
ゲート内に入ろうとするとまず、入り口でヘルメットを渡されます。『コウモリが突っつくからですか?(笑)』なんて質問した人も
いたそうですが、これはあくまで安全対策。洞窟内は天井が低い場所もあり、頭部の保護のためです。
頭をぶつけてから『なるほど』なんて事にならぬよう、洞窟に入る際は必ず着用しましょう。
洞窟内は狭い場所もあるので靴はスニーカー等方がの歩きやすいです。また、ヒール等で来場の人は長靴の貸し出しもあります。
ゲートを通過し、ウッドチップが敷き詰められた自然の散策路をハイキング気分で3分ほど歩いたところが洞窟入口です。
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コウモリ穴の案内看板。入り口のゲート。天然記念物表示の石塔
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ほどよいクッションのウッドチップが敷かれた自然の散策路。
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この洞穴は大規模な支洞を持ち、総延長386mにおよび富士山麓の溶岩洞穴中最大規模を誇ります。
洞穴の内部には、富士山の噴火で流れ出た溶岩が外気にふれ、爆発成分(ガス)を発散しながら固まる時、洞穴の内面に鍾乳石や縄状溶岩などが作られました。
先へ進むとコウモリが生息する穴があります。通常は柵がしてありコウモリが夜行性ということもあって
実際に見られる可能性は少ないが、秋口になると夕方5時頃にも出現することもあるとか…
洞穴内の温度は、他の洞穴と異り、夏もそれほど冷気を覚えず、冬温暖であるため(1年を通じて5℃〜10℃に保たれている)過去においては、
多数のコウモリが越冬の場所として生息していました。しかし、周辺の開発や洞窟への無差別な立ち入りによって一時は絶滅寸前に追いやられました。
現在では、洞窟の入り口にゲートが設けられ、洞窟の奥にコウモリの保護区域が出来たことで、毎年少しずつコウモリの数が増えるようになりました。
西湖コウモリ穴では、キクガシラコウモリ、テングコウモリ、ウサギコウモリ、モモジロウコウモリ、コキクガシラコウモリの5種類が確認されています。
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総延長386m、富士山麓の溶岩洞穴中最大規模。柵の先は蝙蝠が生息する穴。
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入場口の隣には売店もありコウモリグッズ、地元の人が作ったザルやブローチ、アケビのツル
、マツボックリで作ったリースなども販売されています。教材用に買っていく先生も多いとか。
コウモリや洞窟のパネル展示室もあります。
コウモリ穴はテレビの撮影にもよく使われる人気スポットです。
富士河口湖町では、自然環境にできるだけ負荷をかけずに樹海の魅力を楽しむために、
利用者に正確な情報を伝えながら樹海を案内する公認ネイチャーガイド制度を創設しました。
青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアーは、青木ヶ原樹海の自然について正確で幅広い知識を持ち、かつその知識をお客様に分かりやすく
伝えることができるエキスパートとして富士河口湖町が認定したネイチャーガイドの解説を聞きながら樹海を歩くガイドツアーです。
ネイチャーガイドツアーの申込み方法は、出発時間の5分前までに西湖コウモリ穴案内所で直接申込み。
(※10名以上でご利用の場合は、2日前までに西湖コウモリ穴案内所へご予約ください)
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◆名 称 | 西湖コウモリ穴 |
◆所 在 地 | 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068
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◆電話番号 |
0555−82−3111 |
◆入洞期間 | 3月20日〜11月30日 |
◆入洞時間 |
午前9時〜午後5時 |
◆所要時間 |
約30分 |
◆入 洞 料 |
一般(高校生以上) 300円 / 小・中学生 150円
団体(20名以上) 250円 / 小・中学生 100円
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◆割引料金 |
一般(高校生以上) 270円 / 小・中学生 130円 |
《 みどころ 》 |
富士山麓の溶岩洞穴中最大規模、総延長386mの洞窟
青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー
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