![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]()
千年近い歴史を有する流鏑馬の神事。
遥かな時を経て、毎年の春を告げる祭りとして人々の心に鮮やかに。
精悍な武者の眼。
しなやかな馬と一体になり矢を射る一瞬の技。
その勇ましい流麗さに息を飲む観衆たち。
勝山の歴史物語のクライマックスが展開されます。
毎年4月29日に行われる富士御室浅間神社のやぶさめ神事の歴史は古く、後三年の役(1083年)
より起きたと云われます。
源義家の弟、新羅三郎義光は、清原軍に苦戦を続ける兄に加勢するために祖父の縁地である甲斐の国に
立ち寄り、冨士御室浅間神社に戦勝祈願をしました。
兄弟協力して清原軍を鎮圧した後、新羅三郎義光公は神の御加護に感謝し、御室神社に立ち寄り盛大に
御礼祭を挙げました。これを始まりとし、毎年9月にやぶさめ神事の奉納となりました。
明治30年に止むなく中断したのでしたが、昭和55年、古い歴史と先人の御遺徳を偲ぶ為、84年ぶり
桜美しい4月に復活することとなりました。
武田流やぶさめ神事は、出陣式から始まりかぶら矢奉納の儀などの儀式を行い、騎射へと至ります。太鼓の合図で次々と砂けむりを上げて疾走する馬上から的をめがけてかぶら矢を射る。戦国絵巻さながらの勇ましさい姿に、見る人々も拍手喝采です。
●開催期間 4月29日 ●開催会場 河口湖畔 富士御室浅間神社.勝山シッゴコ公園 (丸弥荘より車6分) ![]() |